久しぶりに心が柔らかくなるアニメーション映画を見た。 主にアニメ映画と言えばディズニーや日本の漫画だったが、<庭を出ためんどり>を見ると、韓国のアニメもクオリティが良いと感じた。 ストーリーも良く、作画も良かった。 初めて葉っぱがある農場の飼育環境では暗くて息苦しい平面的な感じが強かったが、庭を出て森に向かった後からはキャラクターたちが立体的な姿に変わるような感じで躍動感と活力を与えて良かったようだ。 葉芽というめんどりが主人公だ。 養鶏場に閉じ込められていた鶏にしては活気に満ちた性格のキャラクターだ。 好奇心も多く、肯定的で、少し気も利かない性格だ。 狭い檻に囲まれて卵だけを産んで暮らしたイプサクは、最初は庭に、後は庭を越えて森に向かう。 檻にいる時は自由そうな庭が目にいっぱいだった。 偶然、自由な体になってその夢の庭を踏むが、現実は容易ではなかった。 庭で生きてきた最古参を経験した雄鶏とその群れが葉っぱの居住を許さない。 檻から脱出さえすれば、ひたすら幸せそうだったイプサクは、とぼと庭の外に向かう。 垣根もなく、毎日与えていた餌も出てこない、そのような荒野でだ。 甚だしくは最初外に出るやいなやイタチの脅威を受ける。 野生の生活が始まったのだ。 幸いマガモ旅人が助けてくれて危険を避けることができた。 肯定的な性格を持つイプサクは旅人とダルスの助けを借りて森に適応してみようと思う。 ここに若干のラブラインが出てくるが、鐘を越えた愛とまるでロマンスドラマの叙事を見るようなストーリーがかなり興味深く面白かった。 葉っぱが旅人に好感を持つが、私たちはすでにペアがあった。 ところがイタチが旅人のペアを狩ってしまう。 一人になった旅人は挫折してしまうが、葉芽が一人残ったマガモの卵を抱くようになる。 葉っぱは檻にいる時から卵を抱いて育てたいという欲望が強かったためだ。 たとえ自分の子ではないが最善を尽くして抱く。 旅人はそのような葉芽を保護し、結局イタチに狩られる。 イプサクは生まれたアヒルの子を連れて旅人の忠告どおり沼に向かう。 沼は安全だったが、葉芽が住みやすい環境ではなかった。 その代わり、アヒルの子には最適な場所だった。 葉芽はうねうねと病んだが、緑のために耐える。 チョロギは成長するほど、自分と違う母親の葉っぱを見て混乱し、息苦しくなる。 水が好きで飛びたいが、母の葉っぱは緑にしてあげられることはない。 幸い、周辺の動物たちの助けで緑はよく育つ。 母性愛は溢れるほど十分だったが、紙の他の葉芽が緑にしてあげられることがないという点が印象的だった。 <庭を出ためんどり>は種を超越した愛がありうることを話しながら同時に、上記のような現実的な部分も明確に指摘してくれる。 利点が良かったようだ。 結局、葉っぱは緑を励まし、自信があるべきところであるマガモの群れに送り返す。 マガモは群れをなして生きていく集団だからだ。 チョロギは葉っぱの愛を通じて素敵なマガモに育ち、堂々と彼の群れに入城することになる。 一方、いつもイタチの脅威を受けていたイプサクはイタチに赤ちゃんがいるという事実を知ることになる。 イタチも自分の子供たちのために狩りをしなければならなかったのだ。 葉っぱは緑をよく送り、最後にイタチの獲物になる。 慕情という共通点を感じた葉っぱの最後の贈り物だったのだ。 ストーリー上では美しく包装されたが、結局このようなことが自然の摂理であり法則ではないかと思う。 庭を出ためんどりは自然の摂理によって死んだが、檻の中に閉じ込められて生きていたら絶対に経験できないことを経験した。 アニメーションの中の多様なメッセージがあるが、これこそ最も印象的なメッセージではないかと思う。 子供たちも大人たちも学び、悟ることが多いアニメーション映画だ。 おすすめ!! (feat.旅人の叙事、メンチッ…)(笑)
<庭を出ためんどり>映画のポスター
